大網白里市 H邸
この度、既存の立御簾垣を新しいものに作り替えるというご依頼を頂き、資材の加工から完成まで約一週間を要しました。施工準備前の1月、切り芯の良い25本〆くらいの砂味竹という細めの真竹を竹屋さんに特注。ほかに10~16本〆の竹も合わせ、寒空のもと青竹を丁寧に水洗いしてアクを落とし、それぞれの部材を作る加工作業は数少ない貴重な経験を積む機会を頂戴したと思います。全長50メートル、高さ1メートルの圧巻の面積となりました。完成の姿は凛として気持ちが引き締まります。やはり自然竹の青垣根は美しいものです。